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カルハロース(農業用)  
水溶性カルシウム(Ca):5.0%
(1,000cc ポリ容器入り)


岡山県特殊肥料届出:845
 ~トレハロース入り液体カルシウム肥料~
2種類の有機酸とカルシウム、そしてトレハロースを高濃度で結合した新時代の葉面散布用液肥
『カルハロース』は、現在多くの食品に使用されているトレハロースの特徴を最大限に活かし、植物にとって重要な役割を果たすカルシウムが、植物に速やかに吸収され植物体内の隅々まで行き渡るよう開発した、新時代のカルシウム肥料です。
 
 
 
 近年あらゆる作物生産において、土壌分析による施肥設計を基にした栽培がなされております。その中で土壌中にはカルシウムが豊富にあっても、植物に吸収されにくい、或いは吸収されるカルシウムは少ないと言われています。その主な原因の一つとして考えられているのが、リン酸とのイオン結合によるカルシウムの不溶化という問題です。カルシウムは水溶液中ではイオンとして溶性状態にありますが、リン酸塩などが同時に存在すると、リン酸カルシウムとして不溶性の沈殿となります。これでは植物にとって重要な役割を果たすカルシウムが吸収されません。また、カルシウムは植物に吸収されても高蒸散部位にながれてしまい、必要とされる新葉部や生長点には行きにくいという性質もあります。そこで、植物に速やかに吸収され植物の体内の隅々まで行き渡るカルシウム資材の必要性が高まり、それを可能にする葉面散布用液肥の『カルハロース』を上市致しました。
   
カルハロースの特長
    前述の通り、カルシウムは土壌中に多量にあっても、容易にリン酸と結合し植物に吸収されにくい形となってしまいます。そこで、現在多くの食品でも使用されておりますトレハロースに着目しました。トレハロースは様々な特長をもった天然の糖質です。トレハロースの特長の一つとして、カルシウムとの結びつきが非常に強く、カルシウム、トレハロース、リン酸が同時に存在した場合、トレハロースがカルシウムと結合し、不溶性沈殿のリン酸カルシウムの生成を阻むことが実証されております。その効果はトレハロースの添加量を増やせば増やすほど高い濃度依存性も実証されています。また、トレハロースは最も吸収の良い糖質の一つで、植物の細胞の中で応急に水と代わる働きをし、組織や細胞から水が失われた場合でもその構造を乾燥や凍結によるダメージから守るバリアの役目も果たします。そして、『カルハロース』に使用しておりますカルシウムは、石灰を2 種類の有機酸で溶かし、より植物に吸収されやすい形の有機酸カルシウムのみを抽出しております。この有機酸カルシウムとトレハロースを高濃度で結合させることにより、トレハロースの特長を最大限に発揮させる即効性の葉面散布用カルシウム液肥として、『カルハロース』は植物のカルシウム不足、欠乏を補います。
(※トレハロース、カルシウム、リン酸の関係につきましては、トレハロースのメーカーである林原にて実証されておりますので、詳しくは、㈱林原商事HP などを参照下さい。)
   
 
   
201カルハロース 作物別適用一覧表

作  物

施用時期

施用目的

散布回数

トマト

育苗期

健苗の育成、徒長防止

2~3回

定植後~収穫期

葉先枯れ防止、尻腐れ防止、品質アップ

5~6回

いちご

定植後~収穫期

葉枯れ・チップバーン防止、軟質果防止、

品質アップ゚、鮮度保持

5~7回

ぶどう

展葉後~果実肥大期

新葉緑部の葉焼け症防止、品質アップ

4~5回

落花後~果実肥大期

実のしまり、鮮度保持、品質アップ

4~5回

メロン

育苗期

健苗育成、徒長防止

2~3回

定植後~収穫期

肩こけ果、発酵果、変形果の防止、品質アップ

4~5回

りんご

落花後~果実肥大期

ビターピット防止

5~6回

ピーマン、なす

 

育苗期

健苗育成、徒長防止

2~3回

定植後~収穫期

尻腐れ、すじ果、がく割れ防止、品質アップ

4~5回

みかん

開花後~果実肥大期

新葉の黄化、浮き皮防止、品質アップ

4~5回

展葉後~硬核期

果実の品質アップ

3~4回

落花後~果実肥大期

実のしまり、鮮度保持、品質アップ

4~5回

白菜、玉ねぎ

 

生育期

芯腐れ、緑腐れ防止、品質アップ

4~5回

すいか

育苗期

健苗育成、徒長防止

2~3回

定植後~収穫期

肩こけ果、発酵果、変形果の防止、品質アップ

4~5回

レタス、キャベツ

大根・かぶ

 

生育期

芯腐れ、葉緑の黄化防止、品質アップ

4~5回

花卉

生育期

カルシウム欠乏の予防

3~4回

その他の作物

生育期

カルシウム欠乏の予防

3~5回


1 Nihon Green Maintenance Co.,Ltd.
 

葉面散布

希釈倍率

施用時期[頻度]

早朝または夕方にしっかりと散布

基準500倍

通常散布[15~30日おきに2回]

希薄1000倍

定期散布[7~15日おきに継続]

 




※使用上の注意
  ①通常の場合の使用量、使用濃度を基準とし、作物の生育状態や目的よって適宜調節して下さい。
  ②原液はpH5.0ですのでアルカリ剤との混用は避けて下さい。
  
開封使用後、原液が残っている場合は早めに密閉をして保管して下さい。

 



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